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第68回紅白歌合戦、最高視聴質はやはり安室奈美恵さん、 紅白トップはダンスで魅せた三浦大知さん&TWICE!

2017年12月31日、第68回NHK紅白歌合戦が放映されました。TVision Insights(以下TVision)では紅白歌合戦放映中の、毎分視聴質を計測。どのアーティストやどの場面で人々がテレビの前に滞在し、テレビの画面を注視していたかを解析・数値化しました。

 

最高視聴質は安室奈美恵さん。三津谷寛治、ブルゾンちえみにもピークが

 

■紅白歌合戦毎分視聴質(個人全体)

第68回NHK紅白歌合戦全体の番組視聴質(VI値×AI値)は1.88。年末年始のテレビ番組(2017年12月29日~2018年1月3日、関東地上波6局で19:00~24:00に放送された番組+CM)の視聴質平均(ノーム値)の1.46と比べて、高い数値を記録しています。

 

放映時間4時間30分の中で最も視聴質(VI値×AI値)が高く、たくさんの人がテレビ画面に釘づけになったのは、特別企画枠の安室奈美恵さんが「Hero」を歌った23:16で2.68。次いで同じく安室奈美恵さんの25年の軌跡を映像で振り返る23:13が、2.63と2番目に高い値となりました。3番目に高かったのは全出演者の歌唱シーンを一つの映像にまとめた「第68回NHK紅白歌合戦・ハイライト」(23:41、上記図表③)で2.60でした。

 

前半の視聴質のピークは、まず、人気コント番組『LIFE!』の人気キャラクター、三津谷寛治のVTR(19:34、上記図表①)で2.43。前半最後に「紅白HALFTIME SHOW」としてブルゾンちえみ with Bとオースティン・マホーンさんがコラボパフォーマンスをした20:52(上記図表②)も、2.23と高い値を示しました。後半では連続テレビ小説『ひよっこ』出演者が登場した「ひよっこ 紅白特別編1」最中の21:47に、2.31まで上昇しました。

 

その他特別企画では、渡辺直美さんがものまね「レディー・ガガ」を披露した20:50に2.06、桑田佳祐さんが「若い広場」を披露した23:23に2.23を記録しました。

 

 

三浦大知さんの超絶技“無音シンクロダンス”が紅白アーティストトップ

紅白アーティスト別では、白組の三浦大知さんが1曲目「Cry & Fight」を披露した20:30が最も視聴質が高く、2.60。何一つ音の無いなかバックダンサーと踊った、一糸乱れぬダンスが注目を集めた結果となりました。

 

 

■歌唱シーン平均視聴質ランキング(個人全体)


歌唱シーンのみにフォーカスした場合、白組の視聴質トップ3(歌唱シーンのみ、複数曲の場合は平均値)は、三浦大知さん「三浦大知 紅白スペシャル」が2.43、バブリーダンスで一躍有名になった登美丘高校ダンス部と共演した郷ひろみさん「2億4千万の瞳 ~GO! GO! バブルリミックス~」が2.40、そしてギター一本の演奏で会場を沸かせた初出場の竹原ピストルさん「よー、そこの若いの」が2.10とトップ3となりました。

 

紅組では、TTポーズで有名な多国籍ガールズグループ、TWICE「TT ‐Japanese ver.‐」がトップで2.41。2位が、歌う楽曲をリアルタイム視聴者投票で決めたAKB48「視聴者が選んだ夢の紅白SPメドレー」で2.27。この日で渡辺麻友さんがグループ卒業という大きな話題もありました。そして3位がTBS系ドラマ『陸王』の挿入歌「Jupiter」など2曲を披露したLittle Glee Monster「好きだ。~夢を歌おうver.~」で2.17でした。

紅白ともに、視聴質トップは、ダンスが特徴的なアーティストでした。テレビCMでも、ダンスを取り入れたものは高いAI値(注視度)を記録する傾向があります。今回、紅白歌合戦でもその傾向が現れたといえます。

 

ちなみに、紅組・白組の枠を超えたコラボ企画として、対決なしで登場した椎名林檎さんとトータス松本さんによる「目抜き通り」の視聴質は、1.79となりました。

 

 

「孤独のグルメ」が紅白に勝利! 生ドラマの強み生かす

 

■同時間帯番組視聴質ランキング(個人全体)

 

同時間帯に他局で放送されていた番組の中では、テレビ東京『孤独のグルメ 大晦日スペシャル』がVI値×AI値=1.89と、紅白歌合戦よりも高い視聴質を記録しました。

 

同番組は、ドラマにもかかわらず番組の最後で生放送に切り替わり、松重豊さん演じる井之頭五郎が放送中に年越しそばを食べたり、他局で放映中の番組に関するセリフを入れ込んだりと臨場感たっぷりに進行しました。

 

 

TVisionでは視聴質に関するニュースを様々な角度から発信しておりますので、今後もご期待下さい。

 

データについて

・VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビの前に人が滞在している度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
・AI値(注視度=Attention Index)
テレビ画面に人の顔が向いているかを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。

 

■データの収集方法
関東800世帯の一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだKinectセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2018年1月現在、地上波6局7チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

■注釈
・本データは、毎分ごとの視聴質を計測したものです。
・小数点3位以下は四捨五入しています。
・歌手別視聴質ランキングでは、歌唱シーンの視聴質を抽出。複数曲の場合は平均値を算出しています。
・同時間帯番組視聴質ランキングは、2017年12月31日にNHK紅白歌合戦と同時間帯内に放送された30分以上の番組を抽出しています。

 

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