MAVIS PARTNERS株式会社様

M&Aコンサルティングとデータ会社の新しい形。クライアントの広告効果を最大にするための戦略を、全力で考えた取り組み内容とは

導入いただいているソリューション

    • ・MMM分析(マーケティング・ミックス・モデリング分析)
    • ・アンケート調査

サービスの概要

MAVIS PARTNERS株式会社様(以下、MAVIS)はM&A全般のコンサルティングや法人研修、M&Aが完了した後のシナジー創出やM&Aノウハウ蓄積の支援などを提供されています。

M&Aコンサルティングで培った経験を活かし、ファイナンスも理解した上で、M&Aにとらわれない企業価値向上などにも取り組まれています。

MAVISの強み

各コンサルタントがクライアントのお悩みを自分事化することができる、少数精鋭の組織体制がMAVISの強みです。魅力ある提案ができていることで、長期的にお付き合いくださるクライアントが多くいらっしゃいます。
また、組織が少数だからこそフットワークも軽く、コミット力や機動力を維持しつつ、クライアントの仲間として、最善を尽くせると自負しております。

お話を伺った渡邊様のプロフィール

新卒で証券会社のリテール営業を経験。リテール営業をする中で、M&Aの仲介に近い案件に関わったことで、M&Aに興味を持つ。MAVIS代表の田中が、あるコンサルティング会社のM&A部門責任者に就いていた時に、そのチームに参画したことが出会いのきっかけ。田中の独立後も一緒に仕事をすることになり、現在に至る。

※対談者:TVISION INSIGHTS株式会社(以下、TVISION)シニアアカウントエグゼクティブ 小黒

 

TVISIONを選んだのは、クライアントの問いに答えるための、
結果の「理由」を深堀できそうだったから

小黒:最初に、TVISIONのサイトを通して、テレビCMの効果に対するお問い合わせをいただいたとき、御社を調べるとM&Aコンサルティングの会社とHPに出ておりまして…。本当にテレビCMのお問い合わせで良かったのかなと、ドキドキしながら初回打合せに臨んだのを思い出します。

渡邊様:そうですよね。私たちは、基本的にはM&Aコンサルティングをしており、テレビ広告については全くの素人でした。 きっかけは、当時お付き合いのあったクライアントのご担当者様が、PR部門に異動となったことです。その方から、「外部のステークホルダーに対して『どうしてこういう企業広告を打っているのか?』という説明責任を果たせていない」という課題感を共有いただいた事がはじまりです。 企業広告をファイナンスの観点で検証して、企業価値に本当に繋がっているのか解き明かして欲しいというご依頼でした。

小黒:そこで「テレビ広告の効果測定」で、会社を検索されたのでしょうか?

渡邊様:はい。M&Aコンサルティングを通して、ファイナンスや企業価値に関しては馴染みがあっても、広告、さらにテレビ広告に関しては、弊社田中が、10年近く前に広告代理店に対してコンサルティングをした経験がある程度で、知識がほとんどなかったので、0から協業パートナーを探しました。 仮説を元にテレビ広告を放映しその効果を検証できる、というような、仮説・構築・検証のプロセスができそうな企業を、ネットで探したり、外部インタビューで定評のある企業の話を聞いたりして、名前の挙がった企業にお問い合わせを送りました。実際に、5社程度にお話をお伺いしました。

小黒:TVISIONを選んでいただいた、決定的な理由は何でしたか?

渡邊様:比較をしたときに、他社は比較的、定型のモデルが多かったんですよね。「Aという検証に数字を入れて回したら、Bという結果になりました。」という結果だけがわかり、過程までは深堀できないような印象を受けたのです。それに対してTVISIONは、こちらの要望に合わせた分析を、一からしていただけそうで、クライアントのニーズにマッチした検証ができそうな印象を抱きました。

TVISIONに、ご相談いただいているクライアントの具体名とともに「テレビ広告に投入した投資金額に見合った価値を生み出せているのか?」という課題についてお話しすると、すぐにカスタマーサクセスやデータサイエンティストの担当をつけていただき、ディスカッションできる体制ができました。

とことん議論して進めるやり方が、MAVISの企業文化とも近しいものを感じたので、早い段階でTVISIONに決めました。

小黒:わあ、それはうれしいです!実際、御社のプロジェクトには、議論好きなメンバーが集まりました(笑) MAVISさんの、仮説を仮説で終わらせずにとことん検証していくスタイルは、いつも尊敬しており、私も見習いたいと思っています。

 

とことん議論をしたからこそできた分析、
そこから生まれたクライアントの納得感

小黒:具体的に、クライアントに作成した成果物についてお伺いしたいと思います。今回は、一般的な「定量の消費者調査」や「ログ分析」では難しい分析を可能にする「MMM(マーケティング・ミックス・モデリング)分析」と、「アンケート調査」をクライアントに提案しましたが、どのように評価いただいていますか?

<MMM分析レポートのイメージ>

渡邊様:MMM分析については、TVISIONと組むと決めた時から絶対やろうと思っていました。先方の課題が「投資金額に対する、外部ステークホルダーへの説明責任」だったので、MMM分析によって価値証明ができると確信したのです。

弊社のコンサルティングのスタイルは、ご要望を聞くのはもちろん、クライアントの提案をただ受け入れるのではなく、議論を通して、お互いが納得の上で進めていきます。

提案する分析レポートをまとめていく際も、クライアントやTVISIONと徹底的に議論をした結果でしたので、クライアントは納得してくれるだろうという自信がありました。

小黒:本当にとことん話し合いましたよね。進めていく中で渡邊さんは大変なことも多かったのではないでしょうか?

渡邊様:いえ、けっこう楽しくやっておりました。TVISIONにはすぐ電話をかけるなどしていましたが、いつも的確に回答してくださるので、助かりました。

小黒:それはよかったです。最終的なクライアント様の反応はいかがでしたでしょうか?

渡邊様:そうですね。結果には満足されていらっしゃったと思います。その証拠に、今年度は「具体的な企業広告検討・実施の包括的支援」という追加のご依頼をいただきました。

小黒:それはまた大変、いや、やりがいのありそうな課題ですね。引き続きご一緒させていただきますので、チーム一丸で頑張らせていただきます(笑)

テレビ視聴データと意識データを紐づけたアンケート調査を実施しましたが、その調査についてはどのような評価をいただきましたか?

<アンケートのレポートイメージ>

渡邊様:これも、本当にやってよかったと思っています。これまで、このクライアントの既存の調査では、このような観点での定量的分析はあまりされていなかったようです。そのため、経験と勘に基づいた仮説でのテレビ広告出稿だったように思います。今回、TVISIONで定量調査を行ったことで、このクライアントに必要な広告イメージを示すことができました。

小黒:私もアンケートについてはまだまだ勉強中の身ですが、一緒に伴走させていただいたカスタマーサクセスの担当が調査会社出身ということもあり、明確な分析をご提供できたのではないかと自負しております。

渡邊様:とても勉強になりました。今後もこの取り組みは続けていきたいと思います。ぜひ引き続きよろしくお願い致します。

それから「経験と勘」に頼っていた部分を補填してくださったといえば、TVISIONに在籍されている、以前広告部長をされていたというアドバイザーの方にもお世話になりました。弊社とクライアントで漠然とした仮説で行っていた部分を、アドバイザーの方とのディスカッションを何度かした中で、仮説の裏付けをしていただけました。自分達が信じていたことが、間違っていなかったのだと分かり、前に進む自信がつきました!

 

MAVISとTVISIONの得意分野が、かみ合ったからこそ実現したこと

小黒:最初にお問い合わせいただいてから、もうすぐで1年になりますね。弊社との取り組みについて、どのような感想をお持ちですか?

渡邊様:さきほどからの繰り返しになってしまいますが、議論をするという企業文化が似ていたところに、やりやすさを感じました。TVISIONが分析して、MAVISが仮説を立て、両社で検証していくというプロセスに付き合っていただいたので、私はとても楽しく取り組めました。

営業の担当である小黒さんをはじめ、カスタマーサクセス、データサイエンティスト、アドバイザーと、各方面のプロが集まる御社の体制には、信頼を寄せております。

小黒:ありがとうございます。そういっていただけるとうれしいですね。TVISIONチームとしても、この仕事はチャレンジングでありながら本当に楽しいと思いながら取り組んでおります!

渡邊様:それならお互い良かったですね!小黒さんは弊社と組んでみていかがでしたか?

小黒:勉強になることばかりでした。議論の方法や資料の整理の仕方など、学ばせていただいたことも多かったです。何より、普段はクライアントとテレビ広告周りを中心にやり取りをすることが多いのですが、今回の取り組みでは、広告全般のあり方を考えることに関われたので、クライアントのマーケティングに対する考え方がよく分かり、視野が広がりました! 今後の活動にすぐにでも活かせそうです。

また、MAVISさんが、クライアントの要望を的確に汲み取り、毎回資料への落とし込みをしてくださったので、TVISIONとしてもどこにフォーカスして分析するかが分かり、とてもやりやすかったです。

渡邊様:役割分担が明確にできていて良かったですよね。

 

企業広告やESG活動と企業価値向上の関係をデータで明らかにし、
クライアントに貢献していきたい

小黒:今後も引き続き、伴走をさせていただきますが、TVISIONに求めることなどのご要望はございますか?

渡邊様:そうですね。まずは、TVISIONさんのテレビデータをもっと活用してみたいです。今回は全体像の部分でデータを活用させていただいていたのですが、実際、枠の買い付けやCMクリエイティブの評価みたいなところでも利用してみたいです。先日、お話をお伺いして興味が沸きました。

小黒:ぜひ、よろしくお願いします。改善点などはいかがですか?

渡邊様:今のところ、改善してほしい部分はあまり思いつきませんね。

近年は、コーポレートガバナンスの強化を重要視する企業様が増えているように思います。企業広告やESG活動が、企業の価値向上にどう貢献しているかを定量的に示せることに、興味をお持ちの企業様が多いと思います。

私どもも、この分野でまだまだお手伝いできる余地がたくさんあると思っています。引き続きTVISIONさんと組んで、貢献できればと思います。

小黒:可能性はまだまだ広がりそうですね。引き続き、よろしくお願いします。

おわりに

このプロジェクトを通して、コンサルティングを実施されている企業とテレビ広告の上流の戦略部分に関われたことは、TVISIONとしてもとても貴重な経験をさせていただけたと考えております。これからも、テレビ広告の価値を証明し、テレビ広告に関するみなさまの課題やお悩みを、精緻なデータをもとに解決していけるよう、成長し続けてまいります。

お忙しい中、取材にご協力いただきました渡邊様に、心より感謝いたします。

(公開:2022年3月)