人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」*データを取得・提供するTVISION INSIGHTS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:郡谷康士 以下「当社」)は、「新製品32品目TVCM認知度×視聴質データ 相関分析レポート」を発表しました。

CM認知度は様々な要素(例えばGRP投下量やテレビ以外のプロモーション、ターゲットの関与数や属性、ブランドの知名度など)の影響をうけます。
そこで、視聴質の高いCMがCM認知度が高いのか検証を行い、有意に正の相関が認められました。その中から一部データを紹介します。

<要点>

・視聴質データはCM認知度に対して、有意に正の相関がある。

・GRPに視聴質を掛け合わせることで、CM認知度への効果検証をより精密に説明することができる。

・視聴質の高いCMはCM認知獲得効率が良い。

・視聴質がCM認知度に与える影響度は回答者の属性や商品のカテゴリーによっても異なるが、全般にF1層は影響度が高い傾向にある。

<調査目的>
視聴質がCM認知度や商品想起にどのような影響を与えているのかを調査し、TVISIONの視聴質データがテレビCMのKPIの1つである「CM認知度」の向上に寄与するかを検証・可視化し、その活用方法を考察する。

CM認知度、GRP、視聴質の関係
インターネット調査で取得した新製品のTVCMの認知度と各CMのGRP(=全225データ)を、視聴質が高いグループと低いグループに分類。二つのグループのCM認知度の差を調べたところ、視聴質が高いグループの認知度は低いグループに比べて、有意に高いという結果が得られた。

最も顕著な結果が得られたのはF1層で、1000GRP時点でのCM認知度を比較すると、視聴質が高いグループのCMは低いグループのCMに対して、認知度は平均して10.6ポイント高かった。(図1参照)

図1 : CM認知度とGRPの関係(F1層)

CM認知獲得効率と視聴質の関係
他の属性においても、視聴質が高いCMのほうが、低いCMよりも認知度が高い傾向にある事が認められた。図2は視聴質が高いグループと低いグループに分けて、「CM認知獲得効率 = 1GRPあたりの獲得認知度」を属性ごとに比較したものである。F1層、M1層、F3層で視聴質の高いグループの獲得効率が低いグループを上回るという傾向が顕著であった。

図2 : 属性別のCM認知獲得効率

注視度がCM認知度に与える影響度
注視度がCM認知度に与える影響度は商品のカテゴリーや回答者の属性によって異なる。美容系の製品ではF1層が高い傾向にあった。(図3参照)

図3: 注視度が0.1ポイント上昇した時にCM認知度に与える変化

■視聴質について
人々がテレビの前に滞在している度合いを示すVI値(滞在度=Viewability Index)と、テレビ画面に顔が向いているかを示すAI値(注視度=Attention Index)を数値化し計測しています。
VI値(滞在度):数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
AI値(注視度):数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。

◼ TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯、地上波6局7チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2018年12月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。

◼ 企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社
代表:代表取締役社長 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント19階 WeWork内
設立:2015年3月6日

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営業担当:河村 E-mail:info@tvisioninsights.com

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E-mail:pr@tvisioninsights.com