2020/2/25掲載

 

TVISION INSIGHTS (以下TVISION)では、独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを分析しています。今回は月間で最も見られていたCMを調査する「全業界企業CMランキング(2019年12月)」を作成しました。
このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしています。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

VI値×AI値は2019年12月1日の放送から500GRPに到達するまでの平均値を使用しており、企業ごとの出稿量の違いを排除して数値化しております。

 
また、2019年12月の企業CMランキングからはタイムCMとスポットCMそれぞれでトップ10を掲出しております。

 

2019年12月の全業界のタイムCMの中で最も見られていたのは、サントリーでした。2位が日本生命保険、3位が日本コカ・コーラ、4位がサントリー食品インターナショナル(清涼飲料)、5位がKDDI、6位が日清食品、7位がスズキ、8位がJXTGエネルギー、9位がY!mobile、10位が大和ハウス工業という結果となりました。

 


2019年12月の全業界のスポットCMの中で最も見られていたのは、アップルでした。2位がU-NEXT、3位がゼリア新薬工業、4位がブイキューブ、5位が大東建託、6位がグッドラック、7位が霧島酒造、8位がいなばペットフード、9位が永谷園、10位がパナソニックという結果となりました。

 

<弊社視聴質コンサルタントによる考察>
タイムCMでトップのサントリーさんは、TBSの「日曜劇場(グランメゾン東京)」枠でよく見られていたことがわかっております。
スポットCMでトップのアップルさんは、GRP500時点ではiPad「心に届く贈りもの」篇(孫がおじいさんへおばあさんとの思い出ムービーを贈るという内容)が、よく見られていたことがわかっております。

今回発表した上位10以下の順位が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

データについて

視聴質を示す数値
・VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
・AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.00としています。


その他の数値

・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用しています。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計しています。


データの収集方法

一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年2月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

  • 注釈
    ・集計対象CMは、2019年11月までは集計期間における企業内の全CM(TIME+SPOT)でしたが、2019年12月からは、集計期間における企業内のタイムCMとスポットCMを分けて集計しております。
    ・タイム/スポット区分は、エム・データ社のメタデータに準拠しております。
    ・2019年12月分から、集計期間内の出稿GRP(TVISION推定)が、500GRP以上の企業が対象です。
    ・小数点3位以下は四捨五入しています。
TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
本資料にある内容を転載・転用する場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。