2020/3/4掲載

 

TVISION INSIGHTS (以下TVISION)では、独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを分析しています。今回は月間で最も見られていたCMを調査する「全業界企業CMランキング(2020年1月)」を作成しました。
このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしています。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

VI値×AI値は2020年1月1日の放送から500GRPに到達するまでの平均値を使用しており、企業ごとの出稿量の違いを排除して数値化しております。

 

2020年1月の全業界のタイムCMの中で最も見られていたのは、KDDIでした。2位がトヨタ自動車、3位が日産自動車、4位がスズキ、5位がNTTドコモ、6位がオリエンタルランド、7位が富士フイルム、8位が日本中央競馬会、9位がキリンビール、10位が東京海上日動火災保険という結果となりました。

2019年12月のタイムCMトップ10と比較すると、KDDIを除いた企業が新しい顔ぶれとなりました。

 


2020年1月の全業界のスポットCMの中で最も見られていたのは、任天堂でした。2位が先月スポットCM1位だったアップル、3位がNetflix、4位がコナミ、5位がアマゾンジャパン、6位がパナソニック、7位がセブンイレブン、8位が永谷園、9位がスクウェア・エニックス、10位がビズリーチという結果となりました。

 

<弊社視聴質コンサルタントによる考察>
タイムCMでトップのKDDIさんは、元旦に放送されたテレビ朝日の「芸能人格付けチェック!2020お正月スペシャル」で特によく見られたことが分かっています。
スポットCMでトップの任天堂さんは、テレビ朝日の夕方枠で特によく見られていたことが分かっています。

今回発表した上位10以下の順位が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

データについて

■視聴質を示す数値
・VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
・AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.00としています。

 
■その他の数値
・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用しています。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計しています。

 
■データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年3月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

  • ■注釈
    ・2019年12月調査分から、集計期間における企業内のタイムCMとスポットCMを分けて集計しております。
    ・タイム/スポット区分は、エム・データ社のメタデータに準拠しております。
    ・2019年12月調査分から、集計期間内の出稿GRP(TVISION推定)が500GRP以上の企業が対象です。
    ・小数点3位以下は四捨五入しています。
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TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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