要点
  • スポットCMのみを対象としたランキングで、集計期間は2019年4月1日~2019年6月30日
  • アルコールカテゴリーの1位となったブランドは『ザ・プレミアム・モルツ (サントリー)』、清涼飲料カテゴリーの1位は『ポカリスエット (大塚製薬)』であった。

 

2020/3/12掲載

 

TVISION INSIGHTS (以下TVISION) では、独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを分析しています。

今回は、日増しに暖かくなり春らしい気候になってきて、飲み物の需要も増える季節ということで、前年度の春はどのようなランキングだったのかを振り返るため、昨年の4月1日から6月30日までのアルコール / 清涼飲料の「ブランド別 スポットCM視聴質ランキング」を作成いたしました。

このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしています。
これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

 
2019年4月クールに放送されたアルコールカテゴリーのCMで、最もよく見られていたのは、サントリーの『ザ・プレミアム・モルツ』でした。1位のサントリーに比べて、13位のキリンビール『淡麗』は14%の差があることがわかりました。

 

続いて、2019年4月クールに放送された清涼飲料カテゴリーのCMの中で、最もよく見られていたのは、大塚製薬の『ポカリスエット』でした。1位のサントリーに比べて、11位のタマノイ酢『はちみつ黒酢ダイエット』は28%もの差があることがわかりました。

 

<弊社視聴質コンサルタントによる考察>

今回はアルコール・清涼飲料カテゴリー内の分析でしたが、同じカテゴリー内でも数値に大きな差が出ている事がわかりました。
要因は、枠の買い付けとクリエイティブの2つが考えられます。比較対象のブランドによって、その内訳が変わったりもします。
例えば、ブランドAと比較した場合はクリエイティブ観点での差分が大きいが、ブランドBと比較すると枠の買い付けする観点での差分が大きい、といったようにです。

ご要望がありましたら、上記のような差分分析を実施することも可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

データについて

■視聴質を示す数値
・VI値 (滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
・AI値 (注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値 (専念視聴度) →本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局 (NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX) の平均値を1.00としています。

 
■その他の数値
・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用しています。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計しています。

 
■データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年3月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

  • ■注釈
    ・集計期間は、2019年4月1日~2019年6月30日です。
    ・期間内に1,000GRP以上放送されたブランドの、1,000GRP時点のVI値×AI値でランキング化しています。
    ・清涼飲料カテゴリーという区分はエム・データ社の区分に準拠しています。
    ・スポットCMであるかどうかは、エム・データ社のメタデータに準拠しています。
    ・小数点3位以下は四捨五入しています。
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TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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