要点
  • 個人全体1位はNHK「麒麟がくる」、2位はTBS「テセウスの船」、3位はNHKの「連続テレビ小説スカーレット」がランクイン。放送局別に見るとNHKが5番組、次いでTBSが4番組、テレビ朝日・テレビ東京・フジテレビが並び3番組、日本テレビが2番組ランクイン。ジャンル別にみるとバラエティーが15番組、ドラマが5番組となった。
  • 男性1位はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」、女性1位はTBS「テセウスの船」がランクイン。
  • 個人全体・男性・女性の属性全てにランクインしていた番組は、NHKでは「麒麟がくる」、「連続テレビドラマ小説スカーレット」、「鶴瓶の家族に乾杯」、日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」、TBSの日曜劇場「テセウスの船」、「プレバト!!」の6番組。
  • 2020/4/30掲載

     

    2020年の1月クールも数多くの話題の番組が放映されました。その中で、視聴質が高かったのはどの番組だったのでしょうか。TVISION INSIGHTS (以下TVISION)が計測した視聴質データを基に「2020年1月クール テレビ番組視聴質ランキング」を作成しました。
    今回のランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどその番組がよく見られていることを示します。

    2020年1月クール テレビ番組視聴質ランキング(個人全体)
    NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が1位。2020年1月クール、2019年10月クールの個人全体で3位だった「連続テレビ小説スカーレット」は同率の3位につけました。
     

     

    2020年1月クール テレビ番組視聴質ランキング(男性)
    個人全体と同様、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が1位。「YOUは何しに日本へ?」や「世界!ニッポン行きたい人応援団」、「世界ナゼそこに?日本人」「家、ついて行ってイイですか?」など、テレビ東京の一般人へのインタビューが中心のドキュメンタリー系バラエティが、個人全体・女性に比べても人気を集めています。
     

     

    2020年1月クール テレビ番組視聴質ランキング(女性)
    TBS「テセウスの船」が1位。ジャンルではドラマが3位までを独占し、全体では7番組がランクインしています。過去の番組ランキングと同様に今回も、女性がドラマをよく見る結果となりました。
     

     

     

    データについて

    ■視聴質を示す数値
    ・VI値 (滞在度=Viewability Index)
    テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
    ・AI値 (注視度=Attention Index)
    テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
    ・VI値×AI値 (専念視聴度) →本分析対象
    テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
    ※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局 (NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX) の平均値を1.00としています。

     
    ■データの収集方法
    一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年4月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

     

    • ■注釈
      ・対象番組は2019年12月30日~2020年3月29日に放送された15分以上の番組のうち、5回以上放送があったものです。そのうち、世帯視聴率5%未満、延べ接触回数が20回未満(共に当社計測値)、再放送、スポーツ等の、特別番組のいずれかに該当する番組は除外しています。
      ・VI値×AI値が同じ値の場合は、小数点第3位で順位をつけています。
      ・小数点3位以下は四捨五入しています。
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    TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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