2020/7/6掲載

 

TVISION INSIGHTS (以下TVISION)では、独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを分析しています。今回は月間で最も見られていたCMを調査する「全業界企業CMランキング(2020年4月)」を作成しました。

このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位をつけています。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

 

■タイムCM VI値×AI値ランキング

2020年4月の全業界のタイムCMの中で最も見られていたのは、日清食品でした。2位が日本マクドナルド、3位がライフネット生命保険、4位が任天堂、5位が大和ハウス工業、6位がアサヒビール、7位がサカイ引越センター、8位がアイフル、9位がセブン-イレブン・ジャパン、10位が旭化成ホームズという結果となりました。

 

■スポットCM VI値×AI値ランキング

2020年4月の全業界のスポットCMの中で最も見られていたのは、アップルでした。2位が永谷園、3位が世田谷自然食品、4位がタイムCMのランキングにも入っていた任天堂、5位がはくばく、6位が東日本高速鉄道、7位がリクルートジョブズ、8位が徳島産業、9位がサマリー、10位がgl-gamesという結果となりました。


 
<弊社視聴質コンサルタントによる考察>
タイムCMでトップの日清食品は、テレビ朝日の金曜21時「ミュージックステーション」の枠で注視されていました。
期間内に放送された日清食品のCMの中で、「カレーメシ『汁無野郎』篇 30秒」が注視されていました。特に男性40-59歳の注視度が高く、笛のような特徴的な効果音の直後に注視度が上昇していることが分かっています。

また、スポットCMでトップのアップルは、テレビ朝日の日曜18時30分「ナニコレ珍百景」の枠で注視度が高い結果となっています。
その中でも、「iphone SE『開封の瞬間』篇 30秒」では50代女性の注視度が高く、特にCM中盤に高い注視を維持していました。

今回発表した上位10以下の順位が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

データについて

■視聴質を示す数値
・VI値 (滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
・AI値 (注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値 (専念視聴度) →本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局 (NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX) の平均値を1.00としています。

 
■その他の数値
・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用しています。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計しています。

 
■データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年7月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

  • ■注釈
    ・集計対象CMは、集計期間における企業内のタイムCMとスポットCMに分けて集計しております。
    ・タイム/スポット区分は、エムデータ社のメタデータに準拠しております。
    ・集計期間内の出稿GRP(TVISION推定)が、500GRP以上の企業が対象です。
    ・小数点3位以下は四捨五入しています。
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TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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