2020/7/22掲載

 

2020年の4月クールも数多くの話題の番組が放映されました。その中で、視聴質が高かったのはどの番組だったのでしょうか。TVISION INSIGHTS (以下TVISION)が計測した視聴質データを基に「2020年4月クール テレビ番組視聴質ランキング」を作成しました。
今回のランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどその番組がよく見られていることを示します。

 
【2020年4月クールランキング(個人全体)】
2020年1月クールでも1位だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が、前クールに引き続き1位を獲得しました。
テレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」は2020年4月からレギュラー番組から不定期放送に切り替えたものの、順位を2位につけました。

テレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」、TBSの「バナナマンのせっかくグルメ!!」、NHKの「ブラタモリ」などの旅行・外食・散歩に関する番組が見られており、外出自粛時に自分ができない内容の番組が上位に並んでいます。


 

【2020年4月クールランキング(男性)】
個人全体と同様、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が1位となりました。18時以降に放送される番組がランクインする中、日中の時間帯の番組では唯一「【連続テレビ小説】エール」が6位を獲得しました。
個人全体・女性では、テレビ東京は1番組のみのランクインでしたが、男性のランキングでは5番組がランクインしました。


 

【2020年4月クールランキング(女性)】
NHK「【連続テレビ小説】エール」が1位となりました。ドラマは7番組がランクインしています。
男性とは違い、日中に放送された5番組がランクインしていました。

 

データについて

■視聴質を示す数値
・VI値 (滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。
・AI値 (注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値 (専念視聴度) →本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局 (NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX) の平均値を1.00としています。

 
■データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、人体認識システムを用いてテレビの前に人がいるか、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2020年7月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。

 

  • ■注釈
    ・対象番組は2020年3月30日~2020年6月28日に放送された15分以上の番組のうち、5回以上放送があったものです。そのうち、世帯視聴率5%未満、延べ接触回数が20回未満(共に当社計測値)、再放送、スポーツ等の、特別番組のいずれかに該当する番組は除外しています。
    ・VI値×AI値が同じ値の場合は、小数点第3位で順位をつけています。
    ・小数点3位以下は四捨五入しています。
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TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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