2020/9/8掲載

今年の4月から6月にかけてのご家庭でのテレビ視聴は今年の1月中旬と比べて3割程度上昇、7月は1月中旬に比べて1割程度の上昇値を維持していることが分かっています。(TVISION INSIGHTS視聴質データより)
そのような状況で、CMを新たに出稿したブランドは多くあります。新規出稿CMの中で、どのようなCMが見られていたのでしょうか。

分析対象CMは、過去にCMを出稿していないブランドで、2020年4月~7月に新規に放送されたブランドのスポットとタイムを合算したCMとなります。
またランキングは、VI値(滞在度)とAI値(注視度)をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に作成しています。VI値×AI値は専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。

2020年4~7月に放送された新規出稿のCMで最も注視されていたのは、スマレジの『スマレジ』でした。
 

 

スマレジの『スマレジ』がのスコアがトップであった要因としては、ターゲットが注視しやすい番組での出稿ができていたことが一因と考えられます。
『スマレジ』はテレビ朝日のみでの出稿でしたが、特に『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』や『ナニコレ珍百景』などの番組でよく見られていたことがわかっています。

『スマレジ』がどのシーンで見られていたのかを明らかにするために、毎秒グラフのAI値を集計してみたところ、「圧倒的高機能レジ」の後に注視が高まっています。
このCMの注視している年齢層を見てみると、Child層(4~12歳)が最も注視している結果となりました。
Child層が注視している理由としては、親が見ているプライム時間帯(19時~23時)の番組を子供も一緒に見ていたため、子供の注視が上がったのではと考えられます。


■数値について
VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局 (NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX) の平均値を1.00としています。
・VI値 (滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示しています。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いことを表します。

・AI値 (注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いことを表します。
・VI値×AI値 (専念視聴度)
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示しています。
・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用しています。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計しています。

 

■注釈
・集計対象CMは、集計期間における企業内のタイムCMとスポットCMに分けて集計しております。
・タイム/スポット区分は、エムデータ社のメタデータに準拠しております。
・集計期間内の出稿GRP(TVISION推定)が、500GRP以上の企業が対象です。
・小数点3位以下は四捨五入しています。

 

TVISIONでは毎月、視聴質に関するニュースを様々な角度から発信していきますので、次回もご期待ください。
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